スポーツをしている成長期の子供に多く見られる、ひざの痛み「オスグッド病」
でも、子供の膝の痛みはオスグッド病以外にも起こることはあります。
今回は、「オスグッド病」と「それ以外の痛み」の簡単な見分け方をご紹介します。
目次
・まとめ
痛みの場所で、ある程度判別できる
子供の膝の痛みにも色々とありますが、痛くなった箇所を限定することで、ある程度病名を絞ることができます。但し、必ずしも確定ではありませんのでご了承下さい。
膝の下の痛み 1 オスグッド病
オスグッド病に関してですが、以前こちらのブログで詳しく説明させていただきましたが、ひざのお皿の下が痛くなってしまう病気です。とはいえ他の病気でもお皿の下が痛くなることがあるので鑑別が必要です。
オスグッド病の痛くなる場所は、お皿の少し下にある骨が隆起したところが痛くなるという特徴があります。
膝を90度に曲げると、お皿の下に出っ張った骨があります。これを脛骨粗面(けいこつそめん)と言います。ここが痛くなるのがオスグッド病です。(詳細はこちらのブログで)
「どこが痛いの?」と聞いたときに、この出っ張りを指さしたら高い確率でオスグッド病となります。
この写真のように指で指すことが多いです。
膝の下の痛み 2 ジャンパー膝
膝の下が痛いと訴えていても、オスグッドではない傷病もあります。もっとも間違えやすいのが、このジャンパー膝です。
ジャンパー膝の痛い場所は、お皿の下だけどオスグッドよりも上で、お皿の直下になります。
正式名は「膝蓋腱炎」といい、お皿の下の腱が炎症を起こして痛くなります。
ジャンプの繰り返しなどにより起こりやすいため、ジャンパー膝という名前が付きました。
お皿の真上が痛くなることもあります。
膝の痛み 3 鵞足炎(がそくえん)
膝の内側が痛い、と訴えたらこの鵞足炎の可能性があります。
この内側にはいくつかの筋肉が集まっており、使い過ぎにより炎症を起こすことがあります。
走ることが多いスポーツ、陸上やサッカーなどで起こる症状です。
膝の痛み 4 ランナーズニー
今度は鵞足炎とは逆に、膝の外側が痛くなるスポーツ障害です。
正式名称「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」といい、腸脛靭帯と言われるものが炎症を起こします。
主に長距離ランナーに多く、繰り返し擦れることによって炎症が起こる障害です。
膝の痛み 5 その他
まず前提として、「ひねった」「転んだ」「ぶつけた」などの怪我をする原因がある場合は上記に当てはまりません。
そういったケースでは靱帯損傷や半月板損傷、肉離れ、骨折、打撲などの可能性も出てくるので、自己判断せずに医療機関にて診察を行ってください。
また、明確な理由が無くても「膝の中が痛い」「お皿の奥が痛い」と訴えた場合は、半月板の摩耗や、「脂肪体」といわれる組織の炎症も考えられますので、是非とも医療機関へ行ってくださいね。
まとめ
今回は成長期の膝の痛み(スポーツ障害)を分類してみました。
もちろんこれらはあくまでも目安ですので、自己判断で決めつけずに、これらの症状があったら医療機関への受診をお勧めします。
特に、オスグッド病を治療するには、オスグッド専門治療が一番おすすめです。
自宅の近くに専門的な治療をしているところがないか調べてみてましょう。
もし東京近郊でしたら、江東区門前仲町のもみじはりきゅう整骨院のオスグッド専門治療を是非お試しください!
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